7月になったし暑いけど剪定でもしようかな。
と思っているあなた。
ちょっと待ってください。
7月になった時に剪定するのは、あまりおすすめできないかもしれません。
剪定にはすべき時期がそれぞれあるということを知っていただければと思います。
後半では、7・8月でも剪定できる樹木の品種に関しても触れております。
では7・8月に関する剪定について説明していきます。
真夏の剪定は注意!
夏は多くの樹木にとって、剪定の適期ではありません。
夏は生育旺盛な時期なので、剪定をするとすぐにまた枝葉を伸ばして、樹形を乱してしまうことがあります。また、真夏の強い日ざしから守ってくれる葉が少なくなると、幹に直接日が当たって日焼けを起こし(幹焼け)、衰弱してしまうこともあります。
木には剪定に適した時期というのがあり、これを剪定の適期といいます。木の種類によってその時期は異なるのですが、「常緑樹」と「落葉樹」という種類で大別することができます。
常緑樹の剪定時期に関して
常緑樹は、冬でも葉を落とさない樹木です。常緑樹の剪定の適期は、春先から初夏です。この時期に剪定をすることで、新しい枝葉の成長を促すことができます。
また、冬の間は成長が鈍るので、夏の強い日差しや風害から木を守ることができます。
つまりは常緑樹なら7月初旬なら、まだ間に合います。
落葉樹の剪定時期に関して
落葉樹は、冬になると葉を落とす樹木です。落葉樹の剪定の適期は、秋から冬です。この時期に剪定をすることで、冬の寒さから木を守ることができます。
剪定は、木を健康に育てるために必要な作業です。しかし、剪定の時期を間違えると、木を弱めてしまうことがあります。そのため、剪定の時期は、木の種類に応じて適切に行いましょう。
剪定がしにくい7月・8月だからこそすべきお庭の手入れ
7月と8月は、日差しが強く、気温が高いため、お庭のお手入れは大変です。しかし、お庭をきれいに保つためには、定期的に手入れを行う必要があります。
ここでは、7月と8月に行うお庭のお手入れについて、詳しく解説します。
雑草を抜く
雑草は、水分や養分を奪ってしまうので、定期的に抜きましょう。雑草を放置すると、お庭が荒れ果ててしまいます。雑草を抜く際は、根っこから抜くようにしましょう。
枯れた葉や枝を落とす
枯れた葉や枝は、病原菌や害虫の温床となるので、すぐに落としましょう。枯れた葉や枝を放置すると、お庭が汚く見えてしまいます。枯れた葉や枝を落とす際は、手で落とせるものは手で落とし、剪定バサミで切るものは剪定バサミで切るようにしましょう。
水やりをする
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとやりましょう。水やりは、朝や夕方の涼しい時間帯に行うようにしましょう。水やりを忘れると、植物が枯れてしまうことがあります。
害虫や病気から守る
害虫や病気は、早期発見・早期対処が大切です。害虫や病気を見つけたら、すぐに駆除しましょう。害虫や病気の駆除には、殺虫剤や殺菌剤を使用します。
また、7月と8月は、日差しが強く、気温が高いため、お庭のお手入れをする際には、熱中症や日焼けに気を付けましょう。こまめに休憩を取り、水分補給を忘れないようにしましょう。
お庭のお手入れは、大変ですが、定期的に行うことで、お庭をきれいに保つことができます。お庭をきれいに保つことで、心が安らぎ、リラックスすることができます。
もし雑草抜きや木の伐採をお願いしたい…!!
とのことでしたら、ぜひお問い合わせから無料相談できますのでご相談くださいませ。
7・8月に剪定をおすすめできる樹木
全国の平均的な剪定時期の表です。それぞれの地方や気候、環境などにより、剪定時期は前後します。
樹木名 | 7月 | 8月 | 備考 |
---|---|---|---|
アカシア | ○ | ||
アガベ | ○ | ○ | |
アジサイ | ○ | ||
アレカヤシ | ○ | ○ | |
イチイ | ○ | ○ | |
イヌツゲ | ○ | ○ | |
ウエストリンギア | ○ | ○ | |
ウメ | ○ | 下旬までに行うのが良い | |
ガクアジサイ | ○ | ||
カクレミノ | ○ | ||
カシ類 | ○ | ||
カナリーヤシ | ○ | ○ | |
グレビレア | ○ | ○ | |
ココスヤシ | ○ | ○ | |
サクランボ | ○ | ||
シマトネリコ | ○ | ||
シラカシ | ○ | ||
シルバープリペット | ○ | ||
ストレリチア | ○ | ||
ソテツ | ○ | ||
ダシリリオン | ○ | ○ | |
タケ | ○ | ||
チャメロプス | ○ | ○ | |
ツゲ | ○ | ||
ツツジ | ○ | ||
ドラセナ | ○ | ○ | |
ナツメヤシ | ○ | ○ | |
バンクシア | ○ | ○ | オールシーズン可能 |
ブラシノキ | ○ | ||
ブラヘアアルマータ | ○ | ○ | オールシーズン可能 |
プロテア | ○ | ○ | |
マサキ | ○ | ||
モッコク | ○ | ||
ユッカエレファンティペス | ○ | ○ | |
ラベンダー | ○ | ||
レイランディ | ○ |
以上が7・8月にできる剪定樹木表でした。
夏場に剪定するときに注意すること
剪定シーズンをしったところで、もし対応樹木が庭木にあった場合は、ぜひ剪定してみてください。
夏場に剪定するのは木がたくさん成長する時期でもあるので、あまり進められないのが事実ですが、人間にとってもしんどいのでおすすめできません。
特に明るいうちにやらないといけないこともあるので、猛暑の中の作業になります。
そうならないためにも、必ず水分補修や帽子をする、身体を冷却するものを対策した上で行うようにしましょう。
1番のおすすめは、2日にわけたりして夕方から行うことです。
お昼間は陽が強いのでおすすめできませんが、夏は陽が長いので夕方からすると明るい状態で行ってみましょう。
まとめ
7月・8月の剪定できる樹木と庭木の手入れなどに関してもお伝えいたしました。
- 剪定には適した時期があるため、夏は多くの樹木にとって剪定の適期ではない
- 常緑樹は春から初夏が剪定の適期、落葉樹は秋から冬が適期
- 夏場の7月・8月には雑草を抜き、枯れた葉や枝を落とし、水やりをする、害虫や病気から守るなどのお庭の手入れをする
- 7月・8月に剪定できる樹木の一覧表を掲載している
- 剪定をする場合は、水分補給や帽子をする、身体を冷却するものを対策して行うようにしましょう
- 剪定には適した時期があるため、夏は多くの樹木にとって剪定の適期ではない
- 常緑樹は春から初夏が剪定の適期、落葉樹は秋から冬が適期
- 夏場の7月・8月には雑草を抜き、枯れた葉や枝を落とし、水やりをする、害虫や病気から守るなどのお庭の手入れをする
- 7月・8月に剪定できる樹木の一覧表を掲載している
- 剪定をする場合は、水分補給や帽子をする、身体を冷却するものを対策して行うようにしましょう
7月・8月はどの樹木も成長期ですので、おすすめできる樹木が少ないです。
その中でも少なからず剪定できるものもあることを知っていただければ幸いです。
「木が邪魔で伐採したいなぁ。」とお考えでしたらいつでもご連絡くださいませ。
うちの庭木は剪定できる?といったお悩みもあるかと思います。
その場合はぜひお問い合わせからご連絡いただければお答えいたします。
読んでいただきありがとうございました。
最後に弊社でできること
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