庭木は、家の周りを美しく飾り、風通しを良くするために植えられます。
しかし、木を放置しておくと、伸びすぎた木が倒れたり、隣家の敷地にまで枝が伸びたりするなど、トラブルの原因になることがあります。
庭木を伐採する必要がある場合、その理由は様々です。
例えば、木が大きくなればなるほど、剪定や伐採が難しくなり、後回しにすればするほど伐採時の費用が高くなります。木が大きいほど、倒木の危険性も高くなります。
3-5m以上の高さのある木が家にあったら伐採するかどうか考えてみましょう。3m以上になると剪定が自分1人では難しくなり、放置になるケースが多いからです。
そこで、この記事では、庭木を伐採すべき木の特徴と、木を伸ばしすぎることがもたらす危険性について紹介し、伸びた木を放置することがもたらすデメリットについても触れます。
庭木を伐採する際には、この記事を参考にして、伐採すべき木を見極め、早めの対処が必要であることをこの記事で理解しましょう。
では解説していきます。
木を伸ばしすぎると処理が大変
伸ばすことで主に、2つデメリットがあります。
倒木の可能性が高くなる
木が大きいほど、倒木の危険性も高くなります。
これは、木の根が地中に広く張り巡らされているため、強風や台風などの自然災害で倒れやすくなるからです。また、木が大きくなればなるほど、幹や枝が重くなり、倒れやすくなるという理由もあります。
倒木による被害は、人身事故や建物や車両への損害など多岐にわたります。
処理が大変になり、剪定・伐採費用が高くなる
木をのばしすぎると、脚立が必要になったりと処理が大変になります。
庭木のお手入れをしていて、転落してしまった事故が、各家庭で多発しております。特に50代以降の方に。
加えて、もし伐採・剪定をお願いするとしても、木が大きくなればなるほど、近隣や家に配慮が必要になったりなどしますので、剪定や伐採が難しくなり、後回しにすればするほど伐採時の費用が高くなります。
3m以上になると剪定が自分1人では難しくなり、放置になるケースが多くなるので、3-5m以上の高さのある木が家にあったらお早めに伐採するかどうか考えてみましょう。
今すぐ伐採すべき木の特徴
切った方が良い木ではなく、緊急性がある今すぐ伐採すべき木の特徴を4つ挙げます。
電線に近い木
木は電気を伝える性質があるため、電線に接触すると地絡という現象が起こることがあります。地絡とは、地面と電線がつながることによって電気が流れ、漏電することです。地絡が発生すると、感電の危険性があります。
また、電線が切れて停電することもあります。
風が強い日や台風の時は、木が倒れる危険性が高いです。木が倒れて電線に接触すると、電線が切れて停電するだけでなく、感電や火災の危険性もあります。
隣家の敷地にまで枝が伸びている木
隣家の敷地にまで枝が伸びている木は、今すぐ伐採をしましょう。
隣家の敷地にまで枝が伸びている木は、放置しておくと以下のようなトラブルを引き起こす可能性があるため、早めに伐採する必要があります。
- 落ち葉や枝が隣家の敷地に落ち、掃除が大変になる。
- 木が大きくなると日陰になり、隣家の家の日当たりが悪くなる。
- 木が風で倒れて隣家の家や車に損害を与える。
- 木の根が隣家の家の基礎を傷つけ、家が傾く。
- 木が病気になったり害虫に寄生したりして、隣家の家に害を及ぼす。
これらのトラブルを防ぐためにも、隣家の敷地にまで枝が伸びている木は、早めに伐採する必要があります。伐採する際には、隣家に連絡を取り、許可を得るようにしましょう。
重心が傾いて斜めに生えている木
重心が傾いて斜めに生えている木は、まっすぐ生えている木よりも倒れやすく、傾いている側に強風が吹くと根本から倒木する恐れがあります。木の下に建物や道路がある場合は、台風などの災害が来る前に伐採を検討したほうがいいでしょう。
以下に、斜めに生えている木が倒れやすい理由をいくつか挙げます。
- 根が少ない
- 幹が曲がっている
- 枝が重い
- 土壌が緩い
- 風が強い
これらの理由により、斜めに生えている木は倒れやすく、倒木すると人や家財に大きな被害を与える可能性があります。そのため、斜めに生えている木は、早めに伐採しておくことが重要です。
幹に空洞がある木
幹に空洞がある木は、伐採が必要な場合があります。空洞があると、木が倒れやすくなり、人や家財に危険を及ぼす可能性があります。また、空洞は害虫や病気の温床となり、木を枯らせてしまうこともあります。
木が空洞になる原因はいくつかあります。最も一般的な原因は、老朽化です。木が長年生きていると、幹の内側が腐食し、空洞が形成されます。また、外傷や病気によっても、木の幹に空洞ができることがあります。
他には、白アリに喰われると木の中がスカスカになります。
木の空洞を放置しておくと、次のことが起こる可能性があります。
- 木が倒れる
- 害虫や病気が木に感染する
- 木が枯れる
- 木が雨水や湿気の影響を受け、周囲に被害を及ぼす
木の空洞は、放置しておくと木が倒れるので危険です。
早めに伐採して、安全を確保しましょう。
伸びた木を放置したらどうなるのか?
木を伸ばしすぎたことで、家へのデメリットや危険性とともに過ごすことになります。
日光不足になる
木を伸ばしすぎると、周囲に日光が当たらなくなります。これにより、家の中が暗くなってしまったり、庭木や植物が育ちにくくなってしまうことがあります。
このため、木を伸ばしすぎている場合は、早めに剪定を行うか、伐採を検討することが重要です。
近隣との関係が悪化する
実はよくあるトラブルです。木が隣家の敷地にまで伸びてしまうと、隣家の住民とのトラブルが発生することがあります。
隣家の敷地に枝が伸びていることで、隣家の住民が不快に感じることがあります。
「不快に感じているけど、いつかやってくれそうだし、直接言って関係は悪化させたくないし、我慢しようか、、」
近隣の方は思っております。
そのため近隣にまで伸びている木は、早めに剪定を行うか、伐採を実施して、今までご迷惑をおかけしていたことをお詫びして関係を保つ様にしましょう。
火災になる可能性がある
木が伸びすぎると、火災の原因になる可能性があります。以下に、その理由を説明します。
木が電線に触れて火災になる
木が電線に触れると、電気火災が発生する可能性があります。
木が倒れて建物にぶつかり火災になる
風が吹いたとき、木が倒れて建物にぶつかることがあります。このとき、火災が発生する可能性があります。
これらの理由から、木が伸びすぎると火災の原因になる可能性があります。そのため、木を伸びさせすぎないように、定期的に剪定を行うことが大切です。また、木が倒れる危険がある場合は、伐採を検討する必要があります。
伐採の費用が大きくなる
木が大きくなるほど、伐採時の費用が高くなります。また、剪定をしなかった場合、後回しにしていた場合には、伐採時の費用がさらに高くなることがあります。このため、木を伸ばしすぎないよう、定期的な剪定を行い、早めに伐採を検討することが重要です。
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まとめ
庭木を伐採する際には、伸びすぎた木の特徴をよく把握し、早めに対処することが重要です。また、定期的な剪定を行い、木を健康に保つことも大切です。
- 庭木を放置すると、倒木や隣家への被害などのトラブルの原因になることがある。
- 木を伸ばしすぎると、剪定や伐採が難しくなり、後回しにすればするほど伐採時の費用が高くなる。
- 3m以上の高さのある木は、剪定が自分1人では難しくなるため、早めに伐採を検討することが重要。
- 庭木を伐採すべき木の特徴として、電線に近い木、隣家の敷地にまで枝が伸びている木、重心が傾いて斜めに生えている木、幹に空洞がある木が挙げられる。
- 伸びた木を放置すると、日光不足、近隣との関係悪化、火災の危険性、伐採費用の増加などが起こる可能性がある。
- 木を健康に保つために、定期的な剪定を行い、庭木を伐採する際には早めの対処が必要であることを理解することが大切。
伸ばしすぎた木を伐採するのには、勇気がいるかと思います。
せっかく植えて育てた木なのに、、と。
でもその木を放置することで、今後想像もしない火災や事故、近隣の方との関係を悪化させることになり得ないものだったらどうしますか?
今すぐ切るのかなと思います。
すぐにでもプロにお願いして、伐採をお願いするようにしましょう。
最後に弊社でできること
当社では、外壁塗装、リフォームのご相談や他にも家に関する不便ごとに関する相談も承っております。ぜひなつめのお問い合わせから無料でできる相談窓口までお気軽にお送りください。
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