外壁塗装の色に関して今回説明していきます。
外壁塗装の色で失敗することってあるの?
と思うかもしれませんが、デメリットを知らないまま許容できないとか。
まさか、こんなことで悩むなんて。。。
と思う方も少なくはありません。
塗料として販売はしているものの、塗料企業としてもこの色はおすすめできない。
と思ってる方もいるぐらいです。
そこで今回は、失敗しない色選びと特定の色のデメリットについてと色に関する豆知識についても触れていきます。
では紹介していきます!
外壁塗装の色選びでよくある失敗する例
外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右する重要なポイントです。しかし、色選びを失敗してしまうと、せっかくの塗り替えが台無しになってしまいます。
よくある失敗の声というのは以下です。
- 汚れが目立ちやすかった。
- 思ってた色とは違った。
- 月日が経ったらなんだか色褪せて見える。
- メンテナンスに必要な期間が短く、費用がかかる。
外壁塗装は、どの色が人気なのか?
失敗する色があると知ったら怖くて手が出しにくくなった。。
というあなたには外壁塗装の人気の色を知っておくと良いです。
PRTIMESより
1位: 白(195人)
2位: アイボリー/ クリーム色(146人)
3位: グレー(145人)
4位: ブラウン(129人)
5位: ベージュ(95人)
と6位以降は、まさかの黒であったり、鮮明色などでした。
1-5位の色が人気な理由は、「清潔感」「明るくみえる」からとのこと。
「清潔感がある」「明るく見える」といった理由が多く、アイボリーやクリーム色なども含めると、1,000人中341人が「白系」選びました。
外壁の色を選ぶ基準としては、「すきな色だから」という理由以外に、「景観になじむから」「悪目立ちしないから」ということ。
PRTIMES 株式会社アールピーネットは、一戸建住宅を持つユーザー1000人を対象に「外壁塗装をするなら何色にしたいか?」にアンケート より
あとは、単一色ではなく、ツートンカラーということも可能です。白と黒を混ぜ合わせることで、おしゃれに見せることもできます。
また、屋根の色で配色を考えるとか。
それもあって、外壁塗装の人気の色が、抑えめの色を扱っている理由の一つではないかと感じます。
汚れやすさ・色褪せを考慮したい方向けの色
汚れにくく、色褪せがしにくい色が存在します。
家は汚れてるって気になりたくないな。。という方はぜひご参考に。
では説明していきましょう。
汚れが目立たない色は?
外壁塗装の汚れが目立たない色は、グレー、アイボリー、ベージュ、ブラウン、グリーンです。これらの色は、外壁に付着する汚れの色と近い色合いであるため、汚れが目立ちにくくなります。
具体的には、
- グレー:煤煙や黄砂などの汚れが目立ちにくい
- アイボリーやベージュ:土埃や砂埃などの汚れが目立ちにくい
- ブラウン:苔やカビなどの汚れが目立ちにくい
- グリーン:苔やカビなどの汚れが目立ちにくい
以上が各色の汚れにくいものになります。
また、汚れが目立ちにくい色を選ぶ際には、外壁の環境も考慮する必要があります。例えば、工場や道路の近くなど、汚染物質が多く付着する環境では、グレーやアイボリーなどの淡い色がより効果的です。
とはいえ、汚れが目立ちにくい色を選ぶだけで、外壁の汚れを完全に防ぐことはできるわけではないです。
汚れが目立つ外壁塗装の色は?
白・黒の外壁塗装はかなり目立ちます。
外壁塗装の汚れが目立つ色は、白、黒、赤、青など原色系の色です。これらの色は、外壁に付着する汚れの色とコントラストが大きく、汚れが目立ちやすくなります。
具体的には、
- 白:土埃や砂埃、雨垂れなどの汚れが目立ちやすい
- 黒:苔やカビなどの汚れが目立ちやすい
- 赤:土埃や砂埃、雨垂れなどの汚れが目立ちやすい
- 青:雨垂れなどの汚れが目立ちやすい
です。
特に白・黒が一番目立ちます。
この2色は人気な色にはなりますが、目立つことをご理解した上で、選んでみてください。
また、汚れが目立ちやすい色を選ぶ際には、外壁の環境も考慮する必要があります。例えば、工場や道路の近くなど、汚染物質が多く付着する環境では、白や黒などの原色系の色はより効果的です。
色褪せしやすい色と、色褪せしにくい色
色が強いものは色褪せしやすいです。
特に黒や、青、赤、緑などです。
グレーやクリーム色は色褪せしにくい色になります。
特に黒を選ぶ方に注意することは?
黒い外壁のお家ってかっこいいですよね。
スタイリッシュでおしゃれかつ高級感が出るため人気がありますが、黒い外壁を選ぶ際には、デメリットを知って対処しておくことが大切です。
- 外壁が熱くなりやすい
- 断熱材の関係で少し費用が膨らむ
- 紫外線ダメージを受けやすい
ではそれぞれ解説しましょう。
外壁が熱くなりやすい
黒い外壁は、太陽光を吸収するため、他の色の外壁に比べて熱くなりやすい傾向があります。特に、夏場は触れるだけでやけどをするほど熱くなることもあります。そのため、小さな子供やペットがいる家庭では、安全性に配慮する必要があります。
黒い外壁は断熱材を選ぶ
黒い外壁を選ぶ場合、断熱材の選択が重要です。断熱効果の高い断熱材を使用するか、通気層を設置することで、外壁の熱が室内に影響することを防ぐことができます。断熱材は、外壁の色によって必要な厚みが異なります。
紫外線ダメージを受けやすい
黒い外壁は、紫外線をより多く吸収するため、塗装がはがれやすく色あせしやすくなります。特に、白い外壁に比べると色あせが目立ちます。紫外線ダメージを防ぐためには、耐久性の高い塗料を使用することが重要です。フッ素や無機を使った塗料を選択することで、紫外線による色あせを防ぐことができます。
黒い外壁は、魅力的な外観を作り出す反面、注意が必要です。外壁塗装をする際には、色選びだけでなく、その色の特性を理解しましょう。
他の色より材質の関係で費用が膨らむ
断熱材を選んだり、紫外線ダメージを受けないためにも、耐久性の高い塗料を使用することが重要です。おしゃれ・かっこいいを得るにはそれ相応の等価交換になるわけです。
費用との相談で、黒塗料があなたの予算内でできるか検討しながら考えてみてください。
でもやっぱり黒は譲れない…!!というのでしたら、予算は十分に用意しておきましょう。
黒塗料にするとどれくらいかかるの?と疑問でしたらご相談承ります。
こちらから無料でのご相談お待ちしております。
▶︎ 外壁塗装の料金を知りたい
思った外壁の色と違った!とならないようにするには
外壁塗装は、10年に1度程度行う大規模なリフォームです。失敗すると、建物の美観や耐久性を損なうだけでなく、費用の無駄にもなります。そこで、外壁塗装で失敗しないために、以下の2つの策をご紹介します。
試し塗りを行う
試し塗りとは、実際の外壁に塗料を塗って、その色や仕上がりを確認する作業です。試し塗りを行うことで、以下のようなメリットがあります。
- 予定している色が実際の建物にどのように映えるかを確認できる
- 色の選択の正確さを確かめることができる
- 仕上がりの細かなイメージをつかむことができる
試し塗りは、信頼できる塗装業者に依頼しましょう。塗装業者によっては、無料で試し塗りを実施しているところもあります。
試し塗り・サンプルを光に当てた時の色を必ず見る
色は光の当たり方や照明の種類によって見え方が変わります。そのため、試し塗りやカラーサンプルを光の当たる状況で確認することが大切です。
外部の自然光や建物周りの照明下で、塗料の色を実際に見てみましょう。色の変化を把握することで、意外な色の変化を未然に防ぐことができます。
具体的な試し塗りの方法は、以下のとおりです。
- 塗装業者に試し塗りを依頼する
- 試し塗りの場所は、実際の外壁と似た条件の場所を選ぶ
- 試し塗りは、2日間程度かけて乾燥させる
- 試し塗りの色や仕上がりを確認する
試し塗りをすることで、外壁塗装で失敗するリスクを大幅に減らすことができます。ぜひ、試し塗りを活用して、理想の外観を手に入れましょう。
外壁塗装の鮮明色・原色のデメリット
外壁塗装の鮮明色・原色のデメリットは、以下のとおりです。
- 色褪せしやすい
- 汚れが目立ちやすい
- 劣化が目立ちやすい
- 相性の良い色が少なく配色しにくい
- 価格が高い
- 家の中が暑くなる
これらのデメリットは、鮮明色・原色の塗料に含まれる顔料の量が多いことに起因します。顔料は、紫外線や雨風にさらされることで色褪せや劣化が進みやすく、汚れや傷も目立ちやすくなります。また、鮮明色・原色は、周囲の景観に馴染みにくいというデメリットもあります。
特に、赤や黄色などの鮮明色は、色褪せしやすいので注意が必要です。また、濃い色は、汚れが目立ちやすく、劣化も目立ちやすいので、定期的なメンテナンスが欠かせません。
その結果、メンテナンス料金にも影響がでてくるのが、鮮明色・原色の特徴です。
外壁塗装のデメリットが少ない色は?
外壁塗装のデメリットが少ない色トップ3は、以下のとおりです。
- グレー
- アイボリー・ベージュ
- ブラウン
これらの色は、汚れが目立ちにくく、色あせにくいという特徴があります。また、周囲の景観に馴染みやすいというメリットもあります。
具体的には、
- グレーは、煤煙や黄砂などの汚れが目立ちにくく、色あせしにくいという特徴があります。また、周囲の景観に馴染みやすい色です。
- アイボリー・ベージュは、土埃や砂埃などの汚れが目立ちにくく、色あせしにくいという特徴があります。また、周囲の景観に馴染みやすい色です。
- ブラウンは、苔やカビなどの汚れが目立ちにくく、色あせしにくいという特徴があります。また、周囲の景観に馴染みやすい色です。
外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右する重要なポイントです。
汚れにくい、費用が膨らまないなどありますが、災害ではどの色でも汚れますし、大きな汚れは目立ちます。
全く手を付けなくてよいかと聞かれるとそういうわけでなく、メンテナンスは10年に1回は必要と言われております。
そのことを踏まえて、色選びの参考になれば幸いです。
デメリットや失敗しない色を聞いたけど、結局どの色がいいかわからない方へ
ここまで紹介しましたが、外壁塗装の色をどうすればいいかわからない方もいるかと思います。
この方法で決めてみてもいいのかなと感じています。
① 日中に、家の周りを散歩してときめいた外壁をみつけてみる
外壁の色をカタログで眺めているより、実際の完成形をみるのが良いです。
5つぐらい見つけられると、自分がどんな色に興味を持つのかとか、傾向を知ることが出来ます。
ときめく色や外壁の型(ツートンカラー、暗め、素材)がわかるかと思います。
ぜひ5つほどときめいた外壁をピックアップしましょう。
② デメリットが少ない色を選ぶのもあり
白とか、黒がいい!ではなく、こだわりがない場合や、
おしゃれ、スタイリッシュがいいなど配色に関してあまり色に関してはわからないのであれば、プロにご提案していただくのが良いです。
それとデメリットが少ない色を選択することで、台風などの災害がないかぎりは汚れが目立つことはなく、外観を保つことが出来ますのでデメリットが少ない色を選んでみましょう。
まとめ: 色の特性を知った上で外壁の色を決めましょう!
外壁塗装の失敗しない色選びについてでした。
- 外壁塗装の色選びでよくある失敗する例は汚れが目立ちやすい。
- 人気の外壁塗装の色はベージュ、ホワイト、グレー、ブラック、ブラウン。
- 汚れが目立たない色はグレーとクリーム色。
- 目立ちやすい色は白と黒。
- 色褪せしやすい色は黒、青、赤、緑などで、色褪せしにくい色はグレーやクリーム色。
- 黒い外壁は外壁が熱くなりやすく、断熱材を選ぶ際にも注意が必要で、紫外線によるダメージを受けやすい。
- 試し塗りを行うことで色の選択の正確さを確かめ、色の選択に失敗しないようにすることができる。
外壁塗装はなんと言っても、家の外観をよりよくする。
家の象徴にもなります。
内装の重要性もありますが、外観が良い、かっこいい家に住むことでモチベーション、
そして購入してよかったなと前向きになれますよね。
デメリットを知ったことで、それ相応のデメリットがあるんだ、、と理解できたはずです。
汚れが目立つ、紫外線吸収が強い、色褪せが早いなどは、デメリットを知った上で、
メンテナンス期間が通常の10年よりも早いことを知り、アフターフォローとして塗り直し、再度外壁塗装を行うことで解決することができます。もし予算がクリアしているなら、理想の色になるかどうかだけ、じっくり話あったり光を照らしてみたりして決めましょう。
この記事を読んで、外壁塗装の失敗しない色を知って、あなたのお好き色への選択ができればと思います。
ここまでよんでくださってありがとうございました。
最後に弊社でできること
当社では、リフォームのご相談や他にも家に関する不便ごとに関する相談も承っております。ぜひなつめのお問い合わせから無料でできる相談窓口までお気軽にお送りください。
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